感染症対策について

新型コロナウイルス感染症

体調不良(咳・発熱・咽頭痛・節々の痛み・全身倦怠感(だるさ)・下痢・嗅覚異常・味覚異常等)のある方は、登校・出勤を控えてください。その場合、「神戸大学感冒様症状者にかかる届出制度」に基づき、学生は教務学生担当係、職員は総務担当係へ必ず連絡してください。(参考
また、体調不良の場合は、毎日体温を計測し(朝夕2回以上)、症状とともに記録してください。
症状に応じて、医療機関の受診 (受診の目安) を検討してください。
今一度、対策を強化しましょう。一人一人の行動がお互いの命を守ります。

1.体調不良(咳・発熱・節々の痛み・全身倦怠感(だるさ)・下痢・臭覚異常・味覚異常 等)のある方は、登校・出勤を控えてください。学内での体調不良になった場合は帰宅してください。症状に応じて医療機関の受診を検討してください。学内での感染防止にご理解とご協力をお願いいたします。
【登校・出勤を控える期間】
  • 症状が出現した日の翌日から、7日を経過するまで、かつ
  • 薬剤を使わない状態で全ての症状がおさまり、24時間を経過するまで (発熱や全身倦怠感(強いだるさ)についても、風邪薬や解熱剤を使わず症状がなくなった日から24時間を経過するまで)

※ただし、検査で明らかにインフルエンザと診断された方は、発症日の翌日から5日を経過かつ解熱後まる2日を経過するまで

上記の期間を過ぎれば、登校・出勤が可能です。
【注意事項】ただし、10日間を経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、高齢者等ハイリスク者との接触及びリスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等感染対策を継続する。

※新型コロナの陽性者の療養期間について(参照)兵庫県

新型コロナウイルス感染症予防について(2~5)

2.次の相談・受診の目安に該当する症状がある方は、「帰国者・接触者相談センター」等に相談し、指示に従ってください。
新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安(厚生労働省) 2020.5.8改訂

「帰国者・接触者相談センター」連絡先
下記地域をクリックしてください。

これらは、あくまでも目安であり、症状が強い時は、我慢せず、相談の上、医療機関受診をしてください。強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)、高熱などの強い症状がある場合は、特に注意してください。
※高齢者や基礎疾患(糖尿病・心不全・呼吸器疾患(COPD 等)のある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方、妊婦の方は、重症化の恐れがあるため相談・受診の目安の状態がある場合にはかかりつけ医や相談センターに相談してください。

医療機関を受診される場合は、あらかじめ医療機関にお問い合わせの上、咳エチケット(マスクの着用)等の感染防止をした上で、受診するようご配慮ください。

3.新型コロナウイルス感染症と診断された場合、学生については登校停止、職員については就業禁止となります。学生は教務学生担当係、職員は総務担当係へ必ず連絡してください。
【療養期間について】

医療機関や保健所から指示された期間を第一優先とし、指示がない場合は以下を療養期間としてください。
有症状の場合:発症(症状が出現した日の)翌日から7日間、かつ、症状軽快後24時間(ただし、現に入院している場合は10日間)を過ぎれば、療養期間を解除 無症状の場合:検体採取日の翌日から7日間(8日目に解除)

治癒後にも、再発例が報告されています。療養期間終了後も引き続きマスクの着用や毎朝の検温等体調管理を徹底し、体調不良の場合は登校・出勤を控えてください。

4.新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と判断された方は、学生は各科教務係、教職員は担当総務係に必ず連絡をしてください。保健所の指示に従い、感染拡大防止に努めてください。また、感染者との最終接触日の翌日から5日間は登校・出勤を控え自宅等に滞在(自宅学習等)するよう努めてください。
また、感染者との最終接触日の翌日から7日間までは、一日に2回体温を測るなど、厳重な体調管理に努めてください。
5.濃厚接触者と同居している方、または、長時間接触した方は、体調の経過観察を行うとともに、学生は教務学生担当係、職員は総務担当係へ連絡のうえ登校・出勤を控えてください。また、同居家族に体調不良者が生じた場合は、体調の経過観察を行ってください。

期間は濃厚接触者の新型コロナウィルスの感染が否定されるまでとなります。濃厚接触者が新型コロナウィルス感染症と診断された場合は、改めて、濃厚接触者としての自宅待機となります。

身近な人から「コロナと診断された」と連絡があった場合(参考)

自宅待機を指示された場合※の対応について(2022.7.27更新)
※「保健所が濃厚接触者と判断した場合」又は「大学が自宅待機を指示した場合」

新型コロナウイルスの各種検査の違いについて(2021.5.11更新)

新型コロナウイルス感染症の抗原検出用キットの活用に関するガイドライン(厚生労働省)(2021.5.11更新)

6.登校後や就業中に体調不良となった場合は、手指衛生に努め、マスク等咳エチケットに留意し、帰宅し、1.の対応をとってください。

基本の対策

感染が起こりやすい場所

  • 換気の悪い密閉空間
  • 人が密集している場所
  • 近距離での会話や発声が行われる場所

が重なる場所が特に感染リスクが高いとされていますが、一つでも感染リスクがあります。

手洗い

帰宅時やトイレ後、食事前、咳くしゃみをおさえた場合、不特定多数の触れる場所を触った後など、手洗い洗剤(石けん・液体・泡等)を用いて、十分に洗浄しましょう。
手洗いが出来ない場合、70%アルコール消毒も有効です。

咳エチケット(マスクの着用等)

新型コロナウイルスは症状がなくても、感染している場合があります(不顕性感染)。咳エチケット(マスクの着用)は、他者への感染リスクを減らします。また、特に近距離での会話時にはマスクの着用に務めてください。布マスク・手作りマスクでもかまいません。

換気

新型コロナウイルスでは、換気の重要性が再認識されています。部屋は、2カ所以上、10cm以上窓を開けるなどし、風通しをよくしてください。
(天候・気温によって調節してください。)30分〜1時間に1度は、窓を大きくあけて換気してください。また、部屋の使用後にも換気をしてください。服装については、換気を行うことを考えて調節してください。バス等でも遠慮なく窓をあけましょう。

人の密集をさける

人が密集している場所を避けるように務めてください。できれば、手が届く範囲に人がいないことが望ましいですが、やむを得ない場合にも、マスクの着用や換気の併用を行うことでリスクを下げてください。

日々の清掃

身の回りの拭き掃除などに務めましょう。新型コロナウイルスには、70%アルコール消毒や0.05%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液(キッチンハイター等を薄めて作成可能)が有効です。次亜塩素酸ナトリウム使用時には、特に換気に注意してください。

飲食時の注意

食事前にはよく手を洗う。
席を離す。
対面を避ける。
食事中に会話しない。
飲み会や食事会は開催しない。

新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について

10月15日付けで、厚生労働省から、新型コロナウイルスに感染した場合に合併した症状についてのお知らせがあります。大学HPをご覧ください。

注)10代・20代男性については、1回目がモデルナワクチンでも、2回目にファイザーを選択できるようになりました。しかし、現在本学で実施しております職域接種では、モデルナ社のワクチン接種となります。ファイザー社のワクチンを希望される場合は、地域の接種会場等の情報やコロナワクチンナビなどを参照いただいた上で、ご検討ください。

【KOBE university STYLE vol.18(2012.10発行)掲載】
No.81 みんなで防ぐインフルエンザの大流行・・・風邪症状のある時は大学に連絡して自宅療養を! ~神戸大学「感冒様症状者に係る届け出制度」~