施設について

ご挨拶

部門長挨拶

神戸大学インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター
保健管理部門長 山本 泰司

神戸大学保健管理センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。当センターの歴史は1968年(昭和43年)の保健管理室発足の後、1970年(昭和45年)に保健管理センターが設置されたことに始まります。その後、2022年4月より学内の部門改組にともなって、現在の保健管理部門となりました。現在、六甲台地区、楠地区、深江地区には分室が、名谷地区には保健管理室が設置されており、いずれの地区でも自由に利用が可能です。

当センターでは、学生および教職員の皆様が健康な状態で大学生活を送ることのできるように、専任の医師(内科・精神神経科)および保健師・看護師、心理カウンセラー(常勤・非常勤)、事務職員といった多職種が、学生と教職員の健康診断や内科診療、ケガの処置、医療相談(からだ・こころの健康相談は秘密厳守)、保健指導、メンタルヘルス等の業務に携わっており、保健管理やその支援のため、必要に応じて学内の様々な部署や部局、指導教員等のご協力をいただいております。

近年増えつつあるメンタルヘルス不調は予防的な側面が重要視されており、職員にはストレスチェック、学生にはK6を用いたWEB問診を実施して一次予防を図っています。また、生活習慣病への対応も重要であり、当センターには学生及び職員が自己の健康管理のために利用できるTHPルームも備えています。

大学を取り巻く環境は大きく変化していますが、学生および教職員のみなさんの安全と健康を守るという役割は半世紀にわたって変わらず引き継いでいます。今後も、定期健康診断や特定・特殊健康診断などを通じて、学生および教職員の皆様の健康管理の一助となり、疾病の早期発見、早期介入に努めていきたいと考えています。

その他、学生および教職員の健康管理の分野での研究や地域貢献活動も行っており、また感染症対策を含む学内の安全衛生環境管理業務や職員の健康管理についても当センターの産業医活動として行っています。

副部門長挨拶

神戸大学インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター
保健管理部門副部門長 木村 真希

神戸大学 インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンター 保健管理部門 副部門長の木村と申します。神戸大学医学部附属病院で糖尿病を中心とした基礎研究、総合内科臨床を学びながら、卒後臨床研修・医学教育に従事してまいりました。それらの経験を生かして、神戸大学の学生および教職員の皆さんの心身の健康保持・増進に微力ながら尽力すべく、2024年4月より当部門に着任いたしました。

保健管理部門には内科医師が3名勤務しており、学内で発生した学生および教職員の急な病気や外傷などに対する救急処置をはじめ、健康診断の結果に基づく再検査・精密検査についての相談や、日常の健康に関するあらゆる相談に対応しています。附属病院との密な連携を活かしながら、各学部・研究科と協力して学生および教職員の皆さんの健康保持を支援します。キャンパス内の保健管理業務を担う立場として、学生および教職員の健康管理分野における学術研究や地域貢献活動を進めていきたいと思います。

加えて、インクルーシブキャンパス&ヘルスケアセンターの一部門(保健管理部門)として、多様な属性の違いを活かして個々の能力を最大限に発揮できるような環境づくりに貢献するため、障害学生支援部門(キャンパスライフ支援センター)やジェンダー平等推進部門(ジェンダー平等推進センター)と連携しております。個人と社会のウェルビーイング実現に役立つ、健康領域の観点に立った学術活動も目標に据えています。

学生および教職員、ご家族、地域の皆様との対話を大切に、当部門を利用される方々のニーズに沿った業務を適切に提供できるよう、スタッフ一同、力を合わせて努めてまいります。

皆様のご理解とご協力を賜りたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。