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血液、尿、胸部Ｘ線、胃部Ｘ線、心電図…全ての検査を同日実施（職員一般定期健康診断）

夏、本番！　暑さと食欲低下、睡眠不足…体調を崩し易い季節です。

こうした中、8月29日 (火) ～31日 (木) の3日間、職員一般定期健康診断が実施されます。

今年から昨年までと異なり、血液、尿、胸部X線、胃部X線、心電図など、全ての検査が同日午前中に実施されることになりました。3日間の内、1度受検していただきますと、全ての検査が終了いたします。また、結果につきましても具体的な数値をお知らせすることになりました。前回分、前々回分の検査結果も来年以降、併せてお知らせする予定です。

過去に長期病気休暇を取られた方の例を見てみましても、定期健康診断を受検されていなかった場合が多いようです。学生の中からは今年、排菌を伴う結核患者が発生し、幸い周囲の人達 (濃厚接触者) からは新たな患者は発見されませんでしたが、全国的な結核患者の増加を印象付けられることになりました。結核菌に感染しますと約10～15％の人が発病しますが、感染から発病するまでの期間は6～12ヶ月間が最も多いとされています。初期の段階で発見されれば排菌もなく、周囲の人達に広がることもありません。こうしたことからも、毎年の定期健康診断を受検しておくことが大切なのです。

定期健康診断を受検されない方の中には「健康診断を受けないことによる不利益は自らが被るのであるから…」という向きもあるようです。しかし、結核など感染症の場合ですと類禍は周囲の人々に及びますし、その他の病気の場合でも家族や同僚の方々に様々な負担をかけることになってまいります。この意味において、自らの健康管理は自分自身に対する責任を果たすことであるとともに、周囲の人々に対する責任を果たすことでもあると申せましょう。お互いがお互いの健康管理を慮り、声を掛け合って受検してくださればと願っています。